みなさん、こんにちは。
4月になりました。桜の下、新入生や新入社員が新調したばかりの服や鞄を持って初々しく歩いている姿はいいものですね。
柔道界も4月は福岡の体重別に始まり、大阪のカデ、横浜の皇后杯(全日本女子)、東京の全日本(男子)と盛りだくさんです。
山﨑道場出身者からも、今年のカデには2名の選手が出場しました。昨年の全日本ジュニア、全国中学校大会に続く全国大会への出場です。
杉野選手(-44キロ級、修徳高校3年)、山口選手(-48キロ級、富士学苑高校1年)、おめでとうございます。これからも頑張ってください。
さて、今回のテーマは『第1回 越谷北ロータリークラブ杯争奪 越谷少年柔道大会』です。
平成29年4月9日(日)、越谷市総合体育館メインアリーナにて開催されました。
主催は越谷北ロータリークラブで、(公財)越谷市施設管理公社が共催、後援は越谷市教育委員会、越谷市PTA連合会、(株)東武よみうり新聞社、そして主管は越谷市柔道連盟でした。
この大会は、越谷市で開催される初めての市外の道場も出場する大会で、埼玉県柔道連盟の組織でいうと南埼玉郡市を中心に、北葛飾郡市や川口市からもエントリー頂きました。更に今回特別招待チームとして、インドネシア・バリ島から仙谷道場さんにも参加頂き、全て合わせると高学年と低学年各24チームずつの参加がありました。
試合は団体戦のみで低学年(2・3・4年の3人制)と高学年(4・5・5・6・6年の5人制)に分かれ、点取り試合で実施。まず3チーム毎に分かれてリーグ戦を行い、上位2チームが決勝トーナメントに進出、3位決定戦は行わず上位4チームが表彰されました。
また、今回特別講習としてロンドンオリンピック90キロ級銅メダリスト、新日鐵住金の西山4段による講習会が行われました。西山4段は、中量級ながら国士舘高校、国士舘大学、新日鐵住金と、常に中心選手として活躍され、五輪以外にもグランドスラム東京2連覇やマスターズ優勝など国際大会でも多数の優秀な成績を残された選手です。得意技の披露や掛かり稽古、メダルに触らせてもらったりなど、子供達には良い思い出になったと思います。
それでは、試合結果からご紹介します(上から優勝・準優勝・3位・3位、敬称略)。
【低学年の部】
三郷少年柔道クラブ
草加市柔道会
育徳館柔道クラブ
川口市柔道連盟クラブ
【高学年の部】
川口市柔道連盟クラブA
新越谷山﨑道場A
育徳館柔道クラブA
新越谷山﨑道場B
入賞されたみなさん、おめでとうございます。
これからも更なる向上を目指して頑張ってください。
入賞出来なかった人も、試合をしてみると色々と気付くことがあったと思います。課題克服に向け、日々の練習に励んでください。
この大会は、大会委員長であり越谷市柔道連盟の会長でもある山﨑先生が、以前から強く開催を希望され実現した大会です。
会場には埼玉県柔道連盟の中島会長をはじめ、全国大会や国際大会でも大会運営にご活躍なさっており山﨑道場としてもお世話になっている小池先生(春日部工業高校)や小坂先生(上尾鷹の台高校)にもご来場頂きました。
初めての大会ですから不慣れな部分もあったはずですが、山﨑先生の大会にかける思いが十分に伝わる、素晴らしい大会ではなかったかと思います。
主催され多数のご出席も頂いた越谷北ロータリークラブの方々、大会を支えてくださった越谷市柔道連盟の各道場関係者の方々、市内の中学校柔道部の方々には、準備段階からとてもご尽力頂き、ありがとうございました。
この大会の益々の隆盛、越谷市のそして埼玉県の柔道発展、子供達の健全な育成につながって行く事を願っております。
平成29年4月10日
【第167号】