柔道ニュース 『平成22年度金鷲旗高校柔道大会』

みなさん、こんにちは。
前回お伝えしました金鷲旗高校柔道大会のテレビ中継がわかりましたのでお伝えします。

2010年7月27日
2:40AM~3:37AM(深夜です。放送時間にご注意下さい)
フジテレビ

テレビ西日本は、男女共に決勝当日の昼間、各1時間準決勝から放送予定です。一方、フジテレビは男子決勝を中心、1時間に集約しての放送です(テレビ西日本がより詳しく放送するのは、地元開催であり、いつもの事です)。

この金鷲旗大会は、5人制の勝ち抜き戦です。春の選手権も勝ち抜き戦ですが、金鷲旗ならではの特徴がいくつかあります。
①予選が無く各都道府県の出場校の制限も無いため、たくさんの高校が出場します(今年度は男女延べ506チーム)。それゆえ、例えば『嘉穂対福大大濠』といった同県同志の決勝戦等もあり得ます。
②海外にも門戸を広げていますので、韓国の強豪高校等も参加します。
③オーダーの入れ替えは認めず(補欠との入れ替えは除く)、『代表戦は必ず大将が出る』ルールになっているため、各チームの大黒柱が大将でエントリーします。よって手に汗握る大将決戦とか、最後の砦として相手の次鋒から大将まで一人で抜いてしまうといった離れ業も見られます。
最近では東海大相模と国士舘の決勝戦で東海大相模の大将・高木海帆選手が残り1秒での逆転勝利したのが印象深いですね。
④抜き勝負の醍醐味が味わえます。4回戦くらいまでは出場校のレベル差が大きいため、強豪校の元気の良い1年生が先鋒に出て、10人抜きとか20人抜きといったケースもあります。

23日が女子決勝、24日が男子決勝となります。是非ご覧になって下さい。

平成22年7月23日
【第35号】