みなさん、こんにちは。
しばらく更新できず申し訳ございません。
大地震・津波・原発と東北地方中心に震災の影響は依然大きく、関東でも茨城県や千葉県等、大きな被害が出ています。被災地の方々には、一日も早い復興を願うばかりです。
さて、春の高校野球が東海大相模高校の優勝で幕を閉じました一方で、柔道は、春の選手権が中止となりました。
東海大相模の柔道部員は、野球部の活躍に喜びながらも、やはり自分達もやりたかったという気持ちが正直なところではなかったかと思います。
現状では開催するのも止めるのも、賛否両論あろうかと思いますし、主催者側は判断が難しいと思います。野球とは開催日も場所も異なりますし、柔道選手達には夏に向けて頑張って欲しいと願うばかりです。
少年柔道にも影響は出ていて、毎年5月5日に講道館で開催される全国大会の地区予選で、関東地方は延期や中止が相次ぎました。中止を決めた栃木県や茨城県は、その後4月に別途全チームによる予選開催を決めました。埼玉県は、3月26日(土)に昨年のベスト16に入ったチーム限定で県代表を決めました。
昨年の上位チームの中から優勝チームが出る可能性は高いのかもしれませんが、例年通りの予選会を開催して頂きたかったと、個人的には思います。
さて、今日のテーマは愛海(まなみ:道場内で呼んでいるように、親しみを込めて敬称は略させて頂きます)の『卒業』です。
愛海は新6年生、1年生の1月に入門以来 4年以上に亙って、同級生がいない中、孤軍奮闘してきました。
今回道場を卒業するのも、中学受験をするためという理由です。
愛海は、小柄でしたが得意技の背負投を武器に、寝技も強く活躍しました。
学年別大会の南埼玉郡市代表にもなりましたし、南埼玉郡市大会3位、さいせつ東部地区大会3位、越谷市民大会2位等、様々な大会で上位入賞してきました。
また、明るいキャラクターで、いつもニコニコ、話好きで、みんなから親しまれていました。
時々手抜きしているように見えた時などは、いろいろな先生や子供達からも、すかさず叱咤激励やチャチャが入ってましたが、これも愛海の愛されるキャラクター故の事ではないかと思います。
一方で、妹・恵海(小3)や弟・拓海(年長)が入門してからは、チーママよろしく特に幼い弟の面倒をよく見るなど、佳きお姉さんの顔も見せていました。
本音を言えば、6年生の最後まで頑張って欲しかった気持ちもありますが、仕方ありません。
なお、お父様の杉野先生に伺ったところ、愛海は中学に行ったら『柔道部に入りたい』と言っているそうです!杉野先生もとっても嬉しそうでしたが、聞いているこちらがジーンときてしまいました(まだ息子に聞いた事は無いですが、聞かせてあげたい言葉です)
愛海へ
受験勉強は大変だけど、長年、山崎道場で培ってきた事を生かし、頑張ってね。
そして中学生になったら、また柔道部で頑張ってね。たまには道場にも来てね!
益々のご活躍を祈念しています。
平成23年4月4日
【第67号】