みなさん、こんにちは。
6月になりました。まだ梅雨の気配はありませんが、数日前から真夏並みの暑さです。これから、夏の全国大会予選等が始まります。体調管理にご留意ください。
ゴルフの松山選手が米国のツアーで初優勝しました。青木選手、丸山選手、今田選手に続き、日本人4人目の快挙で最年少記録だそうです。おめでとうございます。途中クラブを折ってしまったのは残念ですが、今後ますますの活躍に期待したいと思います。また、同級生の石川選手が「英樹が勝ちました! 英樹&チームの皆さんおめでとうございます。練習ラウンドを毎週のように一緒に回っていて英樹から学ぶものがありました。(中略)日本人が勝った嬉しさはあります! けど! けど! 悔しいです。悔しいと思うなら、上手くなってみろ!って自分に言います。言いました。すみません。これが今の気持ちです」とコメントしていました。とても素直な気持ちだと思うし、これからもお互いに切磋琢磨していって欲しいと思います。
さて、今回のテーマは『第49回南埼玉郡市少年柔道選手権大会』です。
群馬県館林市で36.3度、県内の熊谷市でも35度と記録的な猛暑となった6月1日の日曜日、春日部市民武道館で開催されました。この大会は道場毎の参加人数に制限が無いため、山﨑道場では基本的に2年生以上全員参加の大会です。この柔道ニュースでも、これまで毎年取りあげていますので、よろしかったらご覧ください。
『南埼玉郡市』とは、埼玉県柔道連盟の中の一つの組織で、春日部市、八潮市、蓮田市、越谷市、久喜市、白岡市、菖蒲町、宮代町で構成されています。今年は、20の道場と9つの中学校が参加、小学生182名、中学生139名の321名がエントリーして熱戦が繰り広げられました。
ちなみに、昨年は、小学生178名、中学生127名の305名でしたから、やや増加しました。是非来年も更に増える事を期待したいと思います。
では、結果から記載します。
(上から優勝、2位、3位、3位。敬称略)
【小学2年男子】
中嶋(育徳館)
若林(山﨑道場)
大下(越柔会)
森(育徳館)
【小学3年男子】
杉野(山﨑道場)
箱田(山﨑道場)
大下(越柔会)
須藤(宮代柔ク)
【小学4年男子】
佐々木(越柔会)
須川(蓮田柔会)
上野(山﨑道場)
深井(山﨑道場)
【小学5年男子】
工藤(育徳館)
鈴木(春柔会)
新海(育徳館)
高橋(育徳館)
【小学6年男子】
大貫(山﨑道場)
仲村(幸心館)
山下(山﨑道場)
若杉(山﨑道場)
【小学2年女子】
大木(育徳館)
ハリス(越柔会)
飯塚(柔志館)
高橋(柔志館)
【小学3年女子】
山城(育徳館)
森(育徳館)
宇井(山﨑道場)
美田(春柔会)
【小学4年女子】
新垣(山﨑道場)
中根(久喜柔ク)
増田(武里柔ク)
関(八潮柔ク)
【小学5年女子】
野村(誠心館)
根岸(幸心館)
青木(誠心館)
藤代(八潮柔ク)
【小学6年女子】
松本(越柔会)
杉野(山﨑道場)
酒田(蓮田柔会)
家所(栗橋柔ク)
【中学1年男子】
高橋(富士中)
増田(春警柔ク)
奈良(富士中)
田村(富士中)
【中学2年男子】
上原(幸心館)
佐々木(富士中・山﨑道場出身)
関(八幡中)
新井(八潮柔ク)
【中学3年男子】
大森(富士中)
小坂(葉心館)
千葉(蓮田柔ク)
神谷(八幡中)
【中学1年女子】
山口(富士中・山﨑道場出身)
大賀志(葉心館)
田中(富士中)
大川(幸心館)
【中学2年女子】
成田(富士中)
西尾(富士中)
田中(富士中)
寺田(春東中)
【中学3年女子】
矢島(宮代柔ク)
染谷(富士中)
金子(春東中)
柴(春東中)
入賞された方々、おめでとうございます。今回入賞出来なかった人も、試合を振り返り良かった点や悪かった点を整理して、今後の練習に生かしてください。また、今回全般的な傾向の一つとして、組み手をもう一度見直してみると良いのではないかと感じました。しっかり両方持たなかったり技の途中で離してしまう選手を何度も見かけました。引き手や釣り手の位置、握り方も工夫の余地が大いにあると思いました。頭ではわかっていたり、練習では相手も組ませてくれるので出来るけど、試合では出来ないという子もいるかと思います。やはり、練習で身に付けていくしかないのですが、意識して毎回取り組む事が肝要かと思います。
私は、特に組み手を教えてもらったり研究した事は無かったのですが、中学生の頃に経験上勝つためには組み手が大事だと気付き、毎日風呂の湯の中で握力や手首の強化運動をやりました。懸垂や腕立て伏せ、腹筋などもやって筋力がついたことで試合結果にも影響したことを思い出します。何事も積み重ねが大事です。是非続けてみてください。
話は変わりますが、試合会場で息子と同級生の中学2年生の数名が挨拶に来てくれました。道場も違うし私はたまにしか来ていないのですが、必ずきちんと挨拶に来てくれます。ありがたいし、柔道を続け成長して頑張っている姿を見るのはとても嬉しいです。これからも順調に成長して欲しいし、応援していきたいですね。
最後になりますが、猛暑のなか先生方や係員をして頂いた道場関係者の方々、ありがとうございました。おかげさまで、試合を通して良い経験が出来たと思います。これからもよろしくお願い申し上げます。
平成26年6月3日
【第133号】