みなさん、こんにちは。
11月に入りましたが、これまでのところまだ暖かい日が多く、11月という実感が湧きません。
しかしながら街を歩いていると、もう来年のカレンダーや手帳が売っていたり、年賀ハガキも発売されました。
今年も残り2ヶ月。『納得の行く1年を締め括りたい』そんな今日この頃です。
さて、今日のテーマは『大会情報他』としました。
いろいろな大会の話や試合中継等の情報をお届けします。
まず、身近なところから『第20回 さいせつ東部地区少年少女柔道大会』です。
今年は11月6日(日)に春日部市民武道館で開催されます。主催は埼玉県接骨師会で、『さいせつ』の名前はここから来ています。
今回は東部地区ということで、春日部市、三郷市、越谷市、吉川市、松伏町の各道場が参加して行われます。
今年のパンフレットはまだ入手していないので昨年ベースにご説明しますと、試合は個人戦と団体戦の2つで、個人戦は学年別・男女別のトーナメント方式で1年生から6年生までが対象です。
団体戦は、低学年の部(1~3年生)と高学年の部(4~6年生)に分け、各学年1人ずつの3人によるトーナメント方式です。なお、団体戦のみ3位決定戦があります。
昨年は13の道場が参加、団体戦は2チームまでエントリー出来るので21チームにより優勝を競いました。
山崎道場では、全員が参加する年間でも数少ない大会です。是非日頃の練習の成果を如何なく発揮して上位目指して頑張って欲しいと思います。
次に、中学生の埼玉県新人柔道大会です。
11月7日(月)、8日(火)の2日間、上尾の県立武道館で開催されます。
新人戦という名の通り、3年生が抜けた後の1・2年生による新チームでの大会です。試合は団体戦と個人戦で、団体戦は男子44チーム、女子は28チームがエントリーしています。
個人戦は、男女とも8階級で、男子(-50、-55、-60、-66、-73、-81、-90、90超)、女子(-40、-44、-48、-52、-57、-63、-70、70超)に分かれています。
個人的には、男子は埼玉栄の賀持選手(90超)、女子は東松山南の嶺井選手(-63)の試合ぶりが見てみたいです。
3番目は、『講道館杯 全日本柔道体重別選手権大会』です。
11月12日(土)、13日(日)の2日間、千葉県の千葉ポートアリーナで開催されます。この大会は、来年のロンドン・オリンピックの日本代表選手第一次選考会も兼ねた大会です。
今年の世界選手権で優勝した海老沼選手(66kg)、中矢選手(73kg)、浅見選手(48kg)、中村選手(52kg)、佐藤選手(57kg)の5人は出場が免除されましたが、残る選手はほぼベストメンバーがエントリーしていますので、楽しみな大会です。
試合は男女とも7階級で、今年はフジテレビ系列で放送があります。
11月12日(土)
BSフジ 17:00~18:54
男子 81kg、90kg、100kg、100kg超
女子 70kg、78kg、78kg超
11月13日(日)
BSフジ 17:00~18:55
男子 60kg、66kg、73kg
女子 48kg、52kg、57kg、63kg
11月20日(日)
フジテレビ 25:15~26:15
他にCSフジテレビONEでも放送されますが割愛させて頂きます。
次に、既に開催された試合の情報をお届けします。
『2011年 世界無差別柔道選手権大会』
10月29日(土)、30日(日)の2日間、ロシアのチュメニで開催されました。
日本からは男女とも4人のフルエントリーしましたが、男女とも3位が最高でした(敬称略)。
【男子】
優勝 タングリエフ(ウズベキスタン)
2位 ボー(ハンガリー)
3位 鈴木 桂治(国士舘大教)
3位 ミハイリン(ロシア)
その他日本選手
立山 広喜(日本中央競馬会) 5位
高橋 和彦(新日本製鐵) 7位
上川 大樹(明治大4年) 2回戦敗退
世界選手権4連覇のリネール(フランス)が出場していない大会で、しかも4人出場しているだけに、上位進出が期待されましたが残念でした。
【女子】
優勝 トウ・ブン(中国)
2位 ドングサシビリ(ロシア)
3位 杉本 美香(コマツ)
3位 橋口 ななみ(近畿大3年)
その他日本選手
田知本 愛(ALSOK) 5位
石本 麻弥(丸順) 欠場
やはり、この大会もトウ・ブン選手の壁は厚かったようです。来年の五輪に向かって何とか対策を期待したいです。
なお、この大会はインターネットで動画配信されています。
http://www.judo-snijders.nl/video-judo-wedstrijd-wereldkamp/video-Tyumen-Open-2011-judo-index.html
少しショックですが、これも現実です。前を向いて頑張って欲しいです。
次に、『全日本学生柔道体重別団体優勝大会』です。
前号でご紹介のとおり、世界無差別と同じ10月29日と30日に兵庫県尼崎市で開催されました。
【男子】
優勝 東海大学
2位 日本大学
3位 明治大学
3位 国学院大学
準々決勝
東海大学 3-1 山梨学院大学
明治大学 ③-3 日本体育大学
日本大学 ③-3 筑波大学
国学院大学 ③-3 桐蔭横浜大学
準決勝
東海大学 ③-3 明治大学
日本大学 5-2 国学院大学
決勝
東海大学 5-2 日本大学
上位校は稀にみる接戦でした。東海大学は、世界選手権代表の中矢・高木を中心に、吉田・羽賀とやはり軸がしっかりしていて層が厚いのが勝因ではないかと思いました。
【女子】
優勝 環太平洋大学
2位 立命館大学
3位 東海大学
3位 帝京大学
準々決勝
環太平洋大学 4-2 筑波大学
東海大学 3-2 山梨学院大学
立命館大学 4-0 淑徳大学
帝京大学 4-2 仙台大学
準決勝
環太平洋大学 4-2 東海大学
立命館大学 3-2 帝京大学
決勝
環太平洋大学 4-2 立命館大学
女子は優勝候補の環太平洋大学が順当に優勝しました。
創部浅く、岡山県という地方にありながらの連覇は立派だと思います。決勝に4年生が2人、しかも主力の安松・谷本・ヌンイラが共に2年生であり、来年も強力メンバーが残るのも強みです。
こちらの試合は、5日(土)にNHK教育で15:00~16:00に放送されます。是非ご覧ください。
今回掲載できませんでしたが、他にも『世界ジュニア』や、小学生の試合では、『望星旗』や『VIVA JUDO! 杯』などたくさんあります。
試合シーズン真っ盛り、悔いのないように頑張ってください。
平成23年11月3日
【第91号】