柔道ニュース 『絆 ~おかげさまで1周年&50号~ 』

みなさん、こんにちは。
この『柔道ニュース』は、昨年10月14日にスタートしました。おかげさまで、今日でちょうど丸1年が経過しました。
そして50回目の更新を迎える事ができました。
これもひとえに皆様のご支援の賜物と深く感謝申し上げます。

また、この1年で山崎道場の子供達の人数は大幅に増えました。
創刊号を読み返すと
5年4名
4年1名
3年7名
2年1名
1年5名
年長1名
合計19名でした。

現在(学年は一つシフトしています)、
中学1年1名
6年3名
5年1名
4年7名
3年3名
2年7名
1年2名
年長3名
年中3名
合計30名になりました。
お父さん先生の数もだいぶ増え、ますます活気づき大変良い傾向だと思います。
思い返せばこの柔道ニュースを始めたきっかけは、山崎先生から『道場のホームページにコーナーを設けるから、内容は何でも良いので柔道関連の事柄を書いて欲しい』とお声がけ頂いた事でした。
以来、思いつくまま書き綴ってきました。稚拙な点は致し方ないとしても、振り返ってみればこの一年の懐かしい記録の一つにはなりました。
願わくは、この柔道ニュースが、柔道を知らない方が柔道に興味を抱く一助となり、更なる柔道ファン・山崎道場ファンが一人でも増えて頂けたら幸甚です。
いつまで続けられるかわかりませんが、今後ともよろしくお願い申し上げます。
さて、今日のテーマは『絆』としました。
少しでも柔道を経験した者として、柔道の良さはたくさんあると思います。更には親子で経験すると、良さが増幅します。
小生の立場で考えてみます。
初めてご覧になる方にご説明しますが、我が家は父・小生・弟・甥・姪・愚息と三代にわたり柔道をやっています。
これは、親が柔道に対して大きな魅力を感じ、是非子供にも経験させたいという思い、その結果、親子でやる更なるメリットは、最高のコミュニケーションの材料になるという事です。

『共通の趣味を持つ』とか『世代が違っても共通の話題で話ができる』というのは、とても大切な事だと思います。

小生が中学2年の頃、念願の初段を取り、最も柔道に夢中になっていた時期でした。夏の大会が終わり、新チームのキャプテンとなり、県新人大会への地区予選で絶対優勝するぞと意気込んでいました。
その頃から、父との話題はほとんど柔道で、晩酌の間じゅう話が尽きませんでした。以来30年以上、父と話をしていると、たとえ別の話題をしていても、いつのまにか柔道の話になってしまい、気が付くとお互い熱く語っています。
いつも思います。柔道が無かったら、父との関係もずっと違ったものになっていたと。
父は勤務先が遠かった関係で、柔道の技術面で指導を受けた記憶はほとんどありません。でも、礼法や試合前の心構えは、厳しく指導されました。

『礼はきちんとしなさい。気をつけの背筋・指はまっすぐに。正々堂々、元気一杯の試合をしなさい。気合いが大事。相手の方がずっと強ければ、負けるのは仕方ない。でも、常にベストを尽くし、気持ちで負けちゃいけない。柔道は格闘技。覇気の無い試合だけは許さない』

振り返ってみれば、父から教えて貰った事はほとんどこれに尽きます。でも、終始一貫、方針はブレませんでした。
今でも愚息の試合を見たり、ビデオを見たりすると、同じ事を言われます。
また、現在弟とその子供達も山崎道場でお世話になっています。多分弟とは普通の兄弟の何倍もコミュニケーションを取っていると思います。前にも書きましたが、この柔道ニュースも、毎回弟に読んで貰っています。年齢も近く、子供の頃から一緒に柔道を始め、寒稽古など共通の思い出も多いし、中学も同じ柔道部でした。小生自身、自分でも相当な柔道好きだと思いますが、弟はそれ以上かなと思う時があります。
やはり、父と同様弟との関係を考える時、柔道抜きには語れないと思います。

更に、最近愚息も少しずつですが、柔道のテレビや話に興味を持ってきました。この先、愚息がどこまで柔道に興味を持つかはわかりませんが、柔道話を肴に一杯やれたら嬉しいでしょうね。また、愚息と弟の子供たちは小学生という限られた時期ではあっても、山崎道場で毎週一緒に柔道修行をした事は、将来貴重な思い出となるでしょう。

山崎道場は、経験者・未経験者問わず、親御さんも一緒に汗を流せるのが特徴です。

ご覧になっているみなさんにも是非お勧めしたいと思います。

平成22年10月14日
【第50号】