柔道ニュース 『平成25年全国柔道高段者大会』

みなさん、こんにちは。

ゴールデンウィーク、いかがお過ごしでしょうか。
山﨑道場では、3日は錬成大会、4日と5日は合同練習と、ゴールデンウィークは1日練習が3日続き、集中して柔道に取り組める時期です。
確かに連日の長時間練習は大変かもしれません。でも、この3日間積極的に頑張ったら、きっと成長できると思います。一生懸命やっていれば何かが掴めます。頑張ってください。

さて、今日のテーマは『平成25年全国柔道高段者大会』です。
4月28日(日)講道館で開催されました。この大会は毎年全日本選手権の前日に開催されます。今年は28日が日曜日だったこともあり観戦することができました。高段者大会とは、名前の通り出場資格は段位の高い人(五段以上)に限定されている、言わば柔道の先生方の大会です。山﨑先生もこれまで何度も出場されています。

私にとって高段者大会の楽しみは、往年の名選手が試合をする姿を懐かしみながら見られる事と、昔の先生や知人に会える事です。そういった大先輩や同世代の人たちの元気な姿を間近にすると、自分もファイトが沸いてきます。

今年は出場していませんでしたが、3年程前に私が小学生で初めて柔道を習った先生と、息子が初めて柔道を習った山﨑先生が出場され、お2人が技術優秀選手に選ばれた事もありました。

今年も高校時代の先生に会えました。教員を3年前に定年退職され、この大会に出る事を毎年楽しみにしていると話していらっしゃいました。
『今日は準備運動代わりに上野駅から歩いて来たんだ。今回で出場19回目になる。昇段する気は更々無いけど、唯一の道楽なんだよ。年々出番は後の方になって行くけどな』
いや~、お元気で何よりです。
『今、栃木県は私立の国学院栃木、白鴎足利あたりが強いけど(全国大会でも上位入賞レベル)、昔と比べて高校柔道の選手数は半分くらい。寂しいなぁ』
今でも純粋に柔道が好きな事が言葉の端々から伝わってきました。

また、同郷で同世代の強豪選手(全日本選手権2回出場)も元気な姿を見せていました。

埼玉県からも多数の先生方が参加されていました。皆さん、いくつになっても【生涯現役】を貫く姿勢、日頃からの鍛錬と節制の賜物だと思いますが、ただただ頭が下がります。帰り道、また是非足を運びたいと思いました。
いよいよ翌日は全日本選手権です。

平成25年5月3日
【第122号】