みなさん、こんにちは。
いよいよ夏休み、そしてこれから8月末まで金鷲旗、オリンピック、小中高の全国大会(中学は全国予選や関東大会も)など、楽しみな大会続きとなります。
山﨑道場でも、この時期は夏合宿もあり、通常の練習や試合もあって、学校は休みでも、土日の道場が良いアクセントとなって充実した日々を過ごして行けるのではないかと思います。
どうか体調管理とケガの予防に気を付けて、頑張ってください。
さて、今日のテーマは『平成28年東京都ジュニア柔道選手権大会』です。
平成28年7月10日(日)東京武道館にて開催されました。
『ジュニア』とは、その年に15才から20才になる人、今年で言えば平成8年1月1日から平成13年12月31日までに生まれた人が対象となります(但し男子の中学生は除く)。
この大会は、全日本ジュニア柔道選手権大会の東京予選も兼ねており、男子は上位4名、女子は44キロ級と52キロ級は4名、残りの階級は3名に出場資格が与えられます。
また、前年度全日本ジュニアで優勝した選手が同じ階級に出場する場合は予選免除となるため、この大会には出場しません。今年は超級の小川選手(明大)や100キロ級の飯田選手(国士舘高校)、81キロ級の藤原選手(日体荏原高校)等が該当します。
もう一つ、階級は男子の55キロ級、女子の44キロ級を加えた男女各8階級で行われます。
東京地区は、東海や国士舘を始め大学の数も多く、高校も男子は国士舘や日体荏原、修徳、足立、女子は淑徳、帝京、修徳、藤村、渋谷など強豪校が多いので、非常に激戦区です。特にこの大会の特徴として、大学生と高校生の対戦が見られる楽しみな大会でもあります。
それでは、結果から記載します。
【男子】上から優勝、2位、3位、3位。敬称略
55キロ級
巣山(日体大)
中山(帝京科学大)
飯室(大正大)
仲島(修徳高)
60キロ級
杉本(日体大)
羽田野(明大)
武岡(足立学園高)
米村(日体大)
66キロ級
日野(日大)
島田(国学院大)
丸(東洋大)
早川(日体大)
73キロ級
立川(東海大)
込山(東海大)
佐藤(早稲田大)
塚本(東海大)
81キロ級
天野(日体大)
岡田(日体大)
山田(国士舘高)
芦川(東海大)
90キロ級
神鳥(明大)
安達(東海大)
二見(国学院大)
増山(修徳高)
100キロ級
伊藤(東海大)
川田(明大)
早川(東海大)
渋谷(国学院大)
100キロ超級
香川(東海大)
太田(東海大)
山田(国士舘大)
奥野(東海大)
【女子】
44キロ級
藤阪(藤村女子高)
海口(東京女子体育大)
杉野(修徳高)
中村(東京女子体育大)
48キロ級
坂上(三井住友海上)
小原(東海大)
金城(帝京大)
52キロ級
福添(帝京大)
吉田(国士舘大)
菅谷(淑徳高)
檜垣(帝京大)
57キロ級
高野(東京学芸大)
西尾(帝京科学大)
萩(国士舘大)
63キロ級
幸田(帝京科学大)
佐藤(三井住友海上)
宮宇地(帝京科学大)
70キロ級
柿澤(三井住友海上)
西願寺(淑徳高)
飯島(東京学芸大)
78キロ級
山内(東京学芸大)
新垣(国士舘大)
浅野(帝京科学大)
78キロ超級
高橋(帝京高)
奥本(帝京大)
坂口(帝京大)
以上のような結果となりました。
男子は日体大、東海大の入賞者が多く、国士舘が少し元気が無い感じでした。
女子は帝京大と帝京科学大の活躍が目立ちました。特に帝京科学大は2010年に千住キャンパスが出来てから発足した若いチームながら、ここ数年で一気に強くなってきている感じです。団体戦の優勝大会でも東京都3位で全日本にも出場しました。今後更に注目して行きたいですね。
最後になりましたが、皆さんお気付きになりましたでしょうか。44キロ級に杉野選手(修徳高)の名前があります。そうです、山﨑道場出身の杉野愛海選手です!おめでとうございます。
現在高校2年生。中学から修徳に進学して柔道を続けてきました。これまでも各種大会で活躍、東京都の高校強化選手にも選出されています。今回、この大会に照準を合わせ頑張ってきたそうで、見事全日本ジュニアへの出場権獲得という結果を出しました。
『全日本』と名の付く大会に、山﨑道場出身者が出場します。山﨑道場10周年という記念の年に、新たな歴史の1ページが刻まれました。
是非これからもたくさん出場できるよう、皆頑張りましょう。
〈写真は杉野選手です〉
平成28年7月17日
【第157号】