柔道ニュース 『講道館少年夏期講習会』

みなさん、こんにちは。
毎日暑いですね。
しっかり水分補給をして、稽古に励みましょう!こまめに少しずつ補給することが、大切だそうです。
さて、今日のテーマは『講道館夏期講習会』です。愚息が去年・今年と参加しました。
本講習会は全国少年錬成大会の翌日から3日間開催。宿泊も可能なため地方からの参加も多く、3年生から6年生まで合計2百名程でした。

まず参加した子供達の柔道レベルは非常に高いと感じました。強化選手ワッペンをつけている選手もたくさんいましたし、各県の代表選手として、全国小学生学年別大会へ出場する選手の姿もありました。
こうした子供達が、9時半から5時過ぎまで、技の説明や柔道に関する講義を受け、寝技や立ち技の乱取り(自由練習)等で汗を流し、最終日の午後は練習試合を行いました。
講師は、春日柔道クラブの向井先生や朝飛道場の朝飛先生を始め、講道館で指導していらっしゃる諸先生や現役トップクラスの選手等、豪華指導陣です。
内容もすばらしく、全て吸収出来たら相当レベルアップすると思います。そのためには、反復練習が重要であり、山崎道場の場合、山崎先生も参加された為、早速週末の練習に取り入れていらっしゃいました。

色々な道場の優秀な選手と一緒に練習できる事は、とても貴重な経験であり、そこで何かを感じとって、今後の稽古に生かして欲しいものです。

2年間、講習会を拝見し感じた事は、昨年度に比べて、技術指導の時間が短いかなと思いました。各講師の先生流の技の入り方や、連絡変化などをもっとたくさん拝見したかったです。
3日間、柔道漬けの時を過ごし、最終日終了後、東京ドームシティで遊びました(さすがに皆楽しそうでした)。
理想を言ったらキリがありませんが、愚息にしてみれば、嫌がらずにケガも無く通っただけで良しとしなければならないかなと思っています。
週末用事があって練習に参加出来なかったのですが、『今度の土・日(14日と15日)は一生懸命練習やる』と言ってました。今週は練習が休みだと話すと、いつもなら露骨に嬉しそうな顔をするのに、今回だけは寂しそうで、『それならパパとやりたい』と言いました。

その言葉、忘れずに週末を迎える事を願っています。

平成22年8月12日①
【第37号】