みなさん、こんにちは。
この前12月に入ったと思ったら、もう半ばです。
先週は1週間米国からの来客がありました。ふと感じた事の1つに、『真珠湾攻撃』 がありました。特に話題になった訳ではありませんが、彼ら同志の会話から、12月8日と言えば真珠湾攻撃の日とすっかり浸透している事が感じ取れました。彼らの立場で考えれば、何ら不思議は無いのですが、日本にいるとあまり話題にならない事だけに、角度を変えて物を見る事の大切さを、改めて気づいた次第です。
さて、今回のテーマは『第31回大沢杯争奪少年柔道大会』です。
平成23年12月11日(日)新座市民総合体育館にて開催されました。
私自身、本大会は2年ぶりの観戦になります。(前回の様子は第12号に記載。よろしかったらそちらもご覧ください)。
この大会は、大沢杯の名前の通り大沢慶巳十段が大会会長をされ、今年もご出席されていました。
これまでは地元埼玉中心に、東京、千葉、神奈川、茨城、群馬、長野の各都県から強豪チームが参加していましたが、今年はこれまでと比べ規模を縮小して、地元の道場中心の大会となりました。
試合は、小学生は団体戦のみ、2・3・4・5・6年の5人戦で、主催の渕辺道場さんが2チーム、他は各1チームで19チームが参加(2年前は36チーム)、中学生は学年・体重無差別、男女のみ分ける個人戦で、男子は37人、女子は12人が参加して行われました(2年前は男子は学年別)。
中学生は、トーナメント方式でしたが、小学生は少し変則的なやり方でしたのでご説明します。
まず、3~4チームで1ブロックを作り、6ブロック作りました。各ブロックでリーグ戦を行い、1位チームが次に進むのですが、ここでもA・B・CとD・E・Fの2ブロックに分けてリーグ戦をします。そして、それぞれの1位チームが勝ち上がって決勝戦を行い、優勝を決めるという方式です。
組合わせと結果は、以下の通りです(敬称略)
【小学生】
A 武里柔道クラブ
小野沢道場
秋元道場
B 荻野道場
新井道場
芝SC少年少女柔道C
C 三芳道場
浅見道場
渕辺道場A
D 郷道場
毛呂山柔道会
三郷少年柔道クラブ
E 柔志館越谷クラブ
笹田道場
新座市柔道会
F 志木市柔道連盟
生沼道場(東京)
根津道場
渕辺道場B
決勝リーグ
秋元道場 1-3 荻野道場
秋元道場 3-1 浅見道場
荻野道場 3-1 浅見道場
三郷少年 3-0 笹田道場
三郷少年 3-2 根津道場
笹田道場 2-3 根津道場
決勝
三郷少年 3-2 荻野道場
【中学生】
男子
優勝 杢(笹田道場/川越城南)
2位 古屋敷(越谷柔道会/明大中野)
3位 樋口(三郷少年/興本扇学園)
3位 島村(三郷少年/三郷栄)
女子
優勝 吉野(小野沢道場/淑徳)
2位 宮崎(八王子体協/打越)
3位 安晝(三郷少年/三郷北)
3位 金内(三郷少年/三郷北)
入賞された方々、おめでとうございます。
小学生で優勝した三郷少年柔道クラブは、中堅の鎌田選手を中心に、核になる選手がいる強みとチームワークの良さが感じられました。また、本来2年生が出場する枠に1年生の女子選手が出ていましたが、動きが良く、ファイトもあって素晴らしいと思いました。
中学生は、学年・体重無差別ということで、様々な対戦がありました。残念ながら、私は決勝しか見ておりませんが、優勝した杢選手は、今年の73㌔級埼玉県優勝で全国中学生大会に出ていました。まだ2年生、大変立派だと思います。また、3位の樋口選手は、今年の全国中学生大会で50㌔級2位でしたが、重量級に混じっての3位も素晴らしいと思いました。もう1つ、戸羽選手(柔志館越谷/田島)も、1年生ながら、準々決勝まで進みました。優勝した杢選手に敗れはしましたが、見る度に体も大きくなり、これからが楽しみだと思います。
みな、次の目標に向かって更なる努力を重ねて欲しいと思います。
平成23年12月13日
【第95号】