みなさん、こんにちは。
いよいよ3月です。春の訪れと共に、試合シーズン到来です。
とは言え、まだまだ日によって寒暖の差が激しく、体調を崩し易い時期でもあります。気をつけましょう。
先週末は、草加市柔道会様主催の4道場合同稽古に参加させて頂きました。
出稽古の良さは色々ありますが、最も重要だと私が考えている事は、日頃の稽古の成果を試す絶好の場であるという事です。
先生からご指導頂いた技その他が、よく知らない相手と組んだ時に、果たしてどの程度出来るかを知るバロメーターとなります。
ただ、投げた・投げられたで終わるのではなく、現在の自分の力を出し切る事で
①何が不足しているかを発見出来る
②それを今後の稽古で補うよう努力する
この流れ、特に②が今後のステップアップに繋がります。
皆さん、しっかり自覚した上で参加しましょう。
最後になりましたが、草加市柔道会諸先生はじめ各道場の先生方、お世話になりありがとうございました。
さて、今日のテーマは『国際柔道連盟ホームページ他』としました。
みなさんは、このホームページの存在をご存知でしたか?
私は最近まで知りませんでした。内容は残念ながら日本語では無いのですが、国際大会の生中継が『JUDO TV』で閲覧できます。これは、IJF(国際柔道連盟)が主要な国際大会をインターネットでライブ配信するものです。
パソコンの性能や回線スピード等にもよるかもしれませんが、時々フリーズしたり(画面が固まってしまう事)はするものの、日本では放送されない貴重な映像を見る事ができます。ちなみに、ワールドマスターズ・バクー、グランドスラム・パリ、グランプリ・デュッセルドルフなど全てではありませんが観戦する事ができました。皆さんも是非ご覧になってみて下さい。当然ながら海外の試合は、時差がありますので寝不足にならぬようお気をつけ下さい(ちなみにデュッセルドルフの鈴木桂治選手の決勝戦は、月曜の明け方4時でした!?)。
また、試合進行状況やトーナメント表での勝ち上がりはもちろん、試合場毎に2~3試合先までの対戦がわかるようになっています。試合結果もほぼリアルタイムで更新されますので、会場で観戦する感覚で、『次の試合は誰か』とか、『次に××選手はどこの国の○○選手と対戦』、『第何試合場の次の試合に日本選手が出場するから、モニターを切り替えよう』といった調整が可能です。
願わくは全日本柔道連盟でも、このシステムを導入されて、全国規模の大会や地区予選等を中継して欲しいと切に思います。
話は変わりますが、今年も全日本選手権の地区予選が始まっています。今週末がピークで、関東予選が埼玉県武道館で開催される他、東北、北信越、東海、近畿、中国、四国の各地区で開催されます。
東京予選は来週13日ですが、今年は息子の審査会と重なるため、行けそうにありません。
鈴木桂治選手や高木選手、羽賀選手等がエントリーしているので、行きたかったですね。
また、九州予選には、熊本県予選を勝ち抜いた内柴選手もエントリーしています。
九州予選は、旭化成や福岡県警、九州電力など、強豪揃いです。内柴選手が、熊本県予選でどんな試合をしたのか、九州予選で強豪相手にどんな試合をするか等、楽しみは尽きませんが、九州まではなかなか行けませんし、テレビ中継も無いと思います。
先程ご紹介したようなシステムが早く導入され、こうした試合も自宅にいながらにして観戦できる、そんな日が来ると良いですね。
平成23年3月1日
【第65号】