みなさん、こんにちは。
今週末(18日から)は、ブラジル・リオデジャネイロでグランドスラム大会が開催されます。日本からも、ほぼベストメンバーで臨む予定でした。しかしながらケガ人が続出、杉本選手/上野選手/松本選手/中村選手等の欠場が発表されました。男子も含め、早い時期に欠場が決定した選手は替わりの選手が発表されていますが、直前の選手は欠員のままとなります。
柔道は激しい競技だけに、ある程度ケガの危険はつきまといますが、7階級のうち、これだけ多くの選手が欠場するのも記憶にありません。当欄でも何度か触れましたが、たくさんの試合に出続けなければならない現在の制度の影響も懸念されます。
残念ですが、早く治して世界選手権には元気な姿を見せて欲しいですね。
さて、今回のテーマは『埼玉県小学生学年別柔道大会』です。
平成23年6月12日(日)に埼玉県立武道館にて開催されました。
この大会は、5年生と6年生は第8回全国小学生学年別柔道大会の埼玉県予選も兼ねており、優勝者は8月の全国大会に出場出来ます(今年の会場は大阪)。
大会概要は次の通りです。
◆出場資格
・1年~4年生
学年別男女別で各道場1名ずつ出場可能。
・5、6年生
各々2階級に分けて各支部の予選を行い、上位2名が出場可能。
◆試合
・3分間
・GS無、僅差の旗判定。
結果は以下の通りです(優勝者/敬称略)。
【1年男子】
向原(川口柔道連盟ク)
【1年女子】
鈴木(会田)
【2年男子】
野村(舟川)
【2年女子】
干場(越谷柔道会)
【3年男子】
井上(妻沼)
【3年女子】
五十嵐(五十嵐)
【4年男子】
澤口(志陽館)
【4年女子】
高橋(三郷)
【5年男子45㌔以下】
川田(草加柔道会)
【5年男子45㌔超】
金野(志陽館)
【5年女子40㌔以下】
大室(寺沢)
【5年女子40㌔超】
田代(加須)
【6年男子50㌔以下】
折原(舟川)
【6年男子50㌔超】
大野(舟川)
【6年女子45㌔以下】
富沢(新井)
【6年女子45㌔超】
都(五十嵐)
優勝したみなさん、おめでとうございます。
個人的な感想ですが、『強い選手はやはり強い』でした。優勝候補と思われた選手が比較的順当に結果を残していたと思います。ライバル達にマークされ、優勝候補というプレッシャーとも戦いながら、しっかり結果を残す姿は、小学生ながらすばらしいと感心します。
特に5年・6年の選手は、全国大会の場で自身の力を十分発揮できるように準備して下さい。ご活躍を祈念しています。
また、惜しくも敗れた選手も、しっかり目標を定め、リ・スタートしましょう。小学生は『1年間』で長足の進歩を遂げる可能性を秘めています。
また、本大会だけで言えば6年生は最後になりますが、中学・高校…、まだまだ道のりは長いです。一歩一歩着実に前進するために、長期目標と短期目標を立ててみる事をお勧めします。
平成23年6月16日
【第78号】