柔道ニュース 『第5回 春日部少年柔道錬成会』

みなさん、こんにちは。
ゴールデンウイーク、いかがでしたか?過ぎてみればあっという間ですね。
天候にも恵まれ、満喫された事と思います。
山崎道場では、5月1日、2日、5日が練習、3日が春日部錬成会参加というスケジュールでした。短期間とはいえ、集中的に練習や試合をする事で、子供達にとって充実した日々だったと思います。

さて、今回のテーマは、5月3日に春日部武道館にて開催された、『春日部少年柔道錬成会』です。
武里柔道クラブさんの主催で、19団体小学生約260名、中学生約60名が参加して行われました。
この会は、錬成を目的としているため、勝敗に関係なく、数多く試合経験が積める点が特徴です。経験の少ない小学生にとっては、絶好の機会だと思います。

試合進行は以下の通りです。
まずチーム分けですが、15名から20名程度揃う道場は単独チーム、少人数の道場は混合チームで1チームを作り、結果的に小学生は13チーム作りました。また、人数や学年構成比で相手チームと隔たりがあり、試合の出来ない選手を都度集めた『合同チーム』を1チーム作り、合計14チームで試合をしました。この14チームを7試合場に分け、元立ちとして一つの試合場に固定されているチームと、各試合場を順番に移動するチームに分かれ、1試合2分、合計40分で時間を切り、6試合やりました。実際は、チームの人数や年齢構成は様々なので、合同チームを利用しない場合、多い人は8試合程度、少ない人は4試合程度でした。
次にルールですが、今月から始まった国際ルールを早速取り入れていました。特に混乱無く、選手達は新ルールに慣れる意味でも良かったと思います。

更に試合錬成終了後、1時間ほど乱取り(自由練習)をして終了となりました。こちらも、やる気次第でほとんど休み無しに、しかも知らない相手と稽古ができて、非常に良かったと思います。

毎回感じる事ですが、延べ320人に及ぶ大人数にも関わらず、全体の進行もスムーズで、準備や手際の良さなど主催道場の方々の努力に頭が下がる思いでした。
また、審判は試合する各道場同志で都度出されていましたが、時計係りは全て主催道場から各3名ずつ出されており、しかも通常各種大会で審判をされている方々が一人はついていらっしゃいました。とてもこれだけの人を揃えられる所は少なく、改めてすばらしいと感じました。
来年以降もたくさんの参加と更なる熱戦を期待したいと思います。

今回の参加団体は以下の通りです(五十音順/敬称略)。

稲敷市少年柔道クラブ
春日部柔道会
久喜柔道クラブ
栗橋少年柔道クラブ
越谷柔道会
柔志館越谷クラブ
柔誠館高橋道場
翔亀塾
庄和柔道会
新越谷 山崎道場
誠心館
草加市柔道会
高島平警察
武里柔道クラブ
野木町柔道クラブ
武徳館 早川道場
舟川柔道塾
宮代柔道クラブ
八潮柔道クラブ

平成22年5月6日
【第29号】